早稲田大学/慶応義塾大学 大学受験最速合格講座 早慶ダブル合格

早稲田慶応のダブル合格を達成しよう!応援します‼

大学受験 合格講座  早稲田大学 慶応義塾大学 W合格を実現する!

●このサイトは、大学受験に正面から挑む 受験生応援サイトです。

●作成者、私はかつて 完全独学で法学部他に合格しています(今は普通の会社員)。

●私の経験を役立ててほしい思いからここを作成します。

●大学時代を楽しく過ごし、その先の人生も強く生きてほしい!受験の経験が将来につながります。 

 

1.はじめに 考え方
●ビジョン  -Vision
・私自身の経験とノウハウで人に役立ち喜んでもらうこと。


●ミッション  -Mission
早慶(レベル)に合格する“絶対的実力”を手に入れていただくこと。


●やり方  -Method
・最大効率化の実現、独学で成し遂げること!


●どこまで目指すか、どこまでなれるか。  -How far to aim , how far can you be.                      
早慶レベルに十分、GMARCHには軽々と受かる力を身に付けましょう。運があった、なかったからそれで合否が左右されるあいまいなものではなく、実力で勝ち取れる力を付ける、ということです。
・私自身受験時には、「どんな問題が来てもゼッタイ大丈夫」という感覚を持っていました。本当に怖いものなしの状態。かつてプロ野球打撃の神様」と言われた川上哲治氏(巨人)は打席に立ってその感覚を「ボールが止まって見える」と表現しましたが、私は「寝てても受かる」そんな感覚(読者には“スーパーサイヤ人化”と言った方がわかりやすいかも…)でした。実際ほぼ入試は満点に近かったと思います(こればかりは証明不能ですが)。
・ということで、ここでいう「絶対的実力」とは、どんな問題が出ても、何回受けても確実に楽に受かる、という状態を想定します。大丈夫、そこまで行きましょう。


●“究極の仕上がり”を体感出来たら
「仕上げ(仕上がり)」って、言葉ありますよね。試合に臨む選手の調整や出来、または競馬(こっちはあまり知らなくて良いですが)で遣われるのですが、まさに受験にもこれは言えます。本当にしっかりと勉強を積むことが出来、無敵状態に仕上がると、試験時は前述の「何が出てきても解ける」の境地でスラスラと解答することが可能です。この状態、なってみたいと思いませんか。それが出来たら、その経験と自律スキルは強い財産となり得ます。実は受験のその先に続く重要な人生において何度もあなたを救うことになる、この上なく有用な財産の礎が受験を通じ出来上がるかもしれません。
なお、仕上がっていれば無敵であるというのは、私も少し前に改めて体験しました。実は今になって、仕事でこれまでまったくかかわらなかった分野の資格を取る必要が生じました。私自身、その分野に興味適正がなく、勉強はなかなかに辛かったのですが、いざ試験。その試験は2部構成でたまたま1部目はかなり意表を突かれた出題が多く「ボーダーギリギリかな」という感触で、冷や汗と動揺でかなり精神的にも乱されました。替わって午後の第2部。こちらはかなり自信を持って解答出来、波に乗って進められる状態。あぁこんなにも心持も違うものだと改めて実感出来ました。

私の経験上、大学受験は範囲が広いようで、でも十分対策は可能で塗り潰せます。無双の仕上がりにしておけば「何が来ようと受かる、大丈夫だ」と実感出来るはず。この経験をぜひ我がものとして下さい!大丈夫、きっとやれます。


●企画に託す私の思い  -My heart entrusted to the project
【1】大学受験を突破し、その先へ続く人生へ歩き出してください
私を信じて下さる方にはぜひそのレベルにまで到達いただきたいです。一般に大学入試問題は6~7割正解で合格とは言いますが、どうせなら軽くそのラインを超えることの出来る絶対的力を手に入れていただき、その後続くあなたの人生を自信を持って楽しく強く切り開いていただきたいのです。

目前の大学受験は確かに大きなハードルです。ただその先にあるあなたの人生はもっと長く大切な時間となります。その人生において強い力となる礎(いしづえ)が、きっとこの経験を通じつかめるはずです。

大学受験は人生においてそこまで決定的なことではありません。今の時代、いい大学を出たからそれでOKということはありません。そういう時代は1980年代で終わっています。ただしある状況下では、早慶レベルの大学を出ていることが前提条件であったりすることもまた事実です。同じ学費と時間をかけるのならいいところへ進みましょう。そして得た経歴は役立つならそうすれば良いのです。
人生の中であなたが裸一貫で踏ん張り戦う時がいずれ訪れます。受験の経験はその時に向けた準備の一環であると私は捉えています。受験の成功体験はその幅を広げあなたに自信を持たせ、より多くのことで強い力となりあなたを動かします。
ここまで読んで「自分にもそれが出来るだろうか」と不安になった方もいるかもしれません。でも大丈夫。私のやり方であなたを合格まで導きます。信じて下さい。私の授けるやり方を貫いて下さい。

【2】メインロード(受験突破)に挑む人を支えたい
ここは私の個人的思いも入りますが、それも私の人となりを知ってもらうためにも良いかなと記します。昨今の受験状況を知って私が驚いたことがあります。それは入学ルートの多様化、と言えば聞こえはいいですが、AO入試・推薦枠の大規模化です。大学側のなりふり構わぬ学生集めが主要因と思います。かつても付属校からの内部進学や推薦はあったものの、それは全学生数の10%割程度、多くても20%以内でした。それが今や受験を経て入学される方は、大まかに言って50%を割りつつあります(学校により差異はあります)。

今は社会と大学のあり方変化が過渡期にもあり、大変動の中にいます。その是非を問題にしているのではありません(ただしAO入試専門の予備校や手法があったり、「今は昔の伝統校」がいまだに一流大への推薦枠があることは事実です。私はそれを大きな問題だと考えています)。そんな今、入学試験を正面突破で臨もうという皆さんを応援したいのです。それはかつての私の姿でもあります。そして皆さんは志望校を勝ち得たその実力を先の人生にも発揮され、実りある人生を過ごしていただきたいのです。

これが私の思いです。よくお判りいただくためにやや長くなりましたが、波長の合う方は私にかけてみることが良いでしょう。

【番外】大切なことですので早めに記しておきます。ここで私が語るものは、受験勉強における王道的手法・進め方です。決して魔法のような方法だったり、簡易な裏技があってそれを紹介するものではありません。その点は初めから了承なさるようにお願いします。何だ、と消沈される方がもしいれば考えてもみて下さい。何らかの簡単なやり方で早慶W合格が成せるのなら、皆がそれをやろうとしますね。その場合その方法実践の中でレベルが突き詰められ上がっていくわけですが、そういう手法はやはりあろうはずがありません。

ただ、私のご提示する内容についてこれは言えます。
⇒最も労力少なく、お金もかけず達成するやり方である、と。
乗り越える山は大きく険しいです、やはり。しかしその先の眺望はそれだけのものがあります。

 

2.状況考察
●私のプロフィール
 ・神奈川県立高校出身(偏差値は57程ですね)。
 ・予備校、塾等は通ったことなし。
 ・中学高校と運動部所属。
 ・現在会社員(一部上場企業の管理職です)、都内在住。

●私の合格実績 下記7戦7勝
 早稲田大学     法学部 
           商学部
 ・慶応義塾大学   法学部法律学
 ・中央大学     法学部法律学
 ・明治大学     法学部 
           政治経済学部政治学
 ・立教大学     法学部

私の高3時受験は、法学部3校(早稲田・中央・明治)受け不合格でした。受かるわけがないことはわかっており、次につなげる意味だけで受けておきました。不合格だったことのショックは小さなものでした。私は現役受験時まで、系統だった受験勉強をして来ませんでした。それで受かったらさすがにおかしな話です。そして宅浪生活に突入。ただ夏まではアルバイトなどしつつ好きなオートバイによく乗り、気ままな時間が流れました。秋口から本格的な勉強を始めました。勉強せねば、と踏ん切りが付いた感じだったのだと記憶しています。

ここで申し上げたいのは、本当に集中して勉強すれば、短期間(私は半年)でこのレベル程の難関にも合格することが出来るということです。一般に私が受かった早慶法学部は「各県トップ高、または有力私立高」に通う者が幼少期から勉強を積み重ねて来て合格出来る水準にあります。しかし現に私はそうではない状況からさらに予備校・塾なしで到達出来ました。この事実をくれぐれも忘れないで下さい。


早慶法学部に合格。どちらへ行くか迷った…。
上記に合格しました。さて、そもそも私の志望校は断然慶応法学部でした。受験までの間、一貫して慶応法志望で揺るぎなし。早稲田はあくまでもすべり止め、セーフティネット。受験してみたら全部受かった。ここからが大変。迷いなく慶応法志望だったのなら、すんなりと行くはずですが、当時はですね、今はピンとこないと思いますが、早稲田人気が圧倒的でした。W合格でどちらに進むかは、もう9(早)対1(慶)といっていいくらいだったと思います。私大模試なんて受けると成績優秀者の第一志望は早稲田、早稲田…のオンパレード。はぁ~…みんなこんなにもワセダに行きたいんだ、と感じました。とにかく今と違い、猫も杓子も「早稲田、ワセダ」。

それで実際早稲田法にも受かってみると、あまりの世間の早稲田人気に私も惑わされ、どっちに行くべきか迷いに迷い長考状態に。先に慶応合格は発表となり、早稲田は受かっていることを確信していたため数日間考えました。卒業した高校にも行き先生に相談したり。

結末はと言うと、迷っているうちに先に慶応の入学手続きが〆切となり、早稲田に進むことになりました。何かあらら…な話ですね。今ならW合格したら圧倒的に慶応へ行くようですね。ただワセダがこの現状に甘んじているとは思えず、必ず巻き返してくるはずです。現に2019年11月AERAで「慶應に暗雲? “W合格後の進路”早稲田が巻き返しの兆し」との記事があり、あちこちに早稲田復権が言われています。早稲田は21世紀以降、国際化をキーワードに大学改革を実践してきましたからね。どこまで行っても両校は私学の雄。特に同学部であれば、どちらを選んでも大差はないです。

ちなみに自分は法学部一本やりで、早稲田商は受かったものの、全く選択肢にはありませんでした。早慶法だめなら、中央法または明治法へ行ったと思います。志望校(学部選び)は迷いだすとはまりますよね。軸は、「価値・名門であるか」×「自身の興味適正学部」といった観点で整理してみてください。その両方がマッチすれば一番いいですよね。


●早稲田入学
・「ヨーロッパの古い町並みみたいだ」これが早稲田本部キャンパスですぐに感じたこと。クラシックなデザインの外壁を持つ校舎を眺め、私はこの先に迎えるキャンパスライフへと胸を高鳴らせた。春、埃っぽい西早稲田の学生で混み合うキャンパス。サークルの新人歓迎で賑やかで。陽の降り注ぐ中、ざわめくあの時の雰囲気を今も強く覚えています。しかし…ご存じの通り今も続く閉鎖状況。いつかあの賑わいを取り戻すことが出来ると信じています。


早慶にW合格し楽しい大学生活を!
この項を記すにあたり、思うのはコロナ禍で続く大学生活の在り方。本当に残念です。学校に通えないし学祭も出来ない。苦しい状況ですね。


・早稲田の魅力、それは懐の深さと言っていい。(特にかつては)さまざまな人種のるつぼ、一風変わったおかしな人物が全国から集合し混沌とし、その中からとても大きく強い流れが生み出され、早稲田の力を創って行ったということに尽きる。昨今流行っている「ダイバーシティ(多様性)」を地で行く大学だった。私が入学したときはまだ学生の半数以上が地方出身(東京神奈川千葉埼玉以外)、現役生はおそらく20%程。九州出身のゴリラみたいな先輩や風変わりで一癖あるキャラが目白押しで面白かったものです。今でも早稲田はそんなごった煮みたいな大学なのだろうか…。加えてキャンパス立地は比較的まとまっており、1~4年生が西早稲田に集まっていることに象徴されていた。

・一方慶応の魅力、それは早稲田に比較し意外にも一本筋の通った堅実さ、時代にマッチさせる柔軟性を両立させている点ではないかと感じます。近年の大学受験改革への各校の対応を見るに多くの大学がこの「大学入学共通テスト」を採用しつつある中、慶応大は毅然として独自路線を貫いています。これは私学であれば当然のことで、志願者選抜に自ら作成した試験問題を用いないということはある意味自校のスピリットの問題であると私は考えます。この点非常に硬派な姿勢を貫いており、さすが私の本命!です。同時に、今の複雑な時代にマッチ出来ているのが慶応。早慶人気が逆転し20年程経とうとしています。大学学部の人気・流行りもビジネス色が強く、そういった時流に乗っているのが慶応だと映ります。

●目指すべき大学学部の考え方
ここをご覧の方は原則早慶志願と思いますが、そもそも行くべき大学学部って、どう考え行動したら自分はいいの?と迷う方も多いと思います。この点につき私見ですが…
・大学について…どっちでもあなた自身が好きな方でいいと思います。というのは、時期により少しの上下はありますが、早慶は変わることのないであろう日本の私学の雄、双璧です。だから世間一般では早慶には変わることなき高い評価がなされます。
・学部について…こちらは軸を一本持って、「1.自分は〇〇学部!」と決めることが肝要でしょう。ここを軸に据えて対策勉強も力を入れる。2.次に早稲田または慶応のどの学部でもいい、3.最後に早慶ならどこでもいいや、となる。ただしこの2.から3.段階の受け止めは結果論であって、あくまで受験が終わるまでは心に決めた大学学部を固定していくようにして下さい。文系で言えば、文学部系、社会学系、経済および経営商学系、法律系と大まかにわかれますよね。
(政治分野は経済または法律のどちらかにつく)私は迷わず法学部一本でした。今は経営学部系がバリエーションを伴いつつ人気ですよね。現実社会のビジネス直結であることでの人気でしょうか。

また気になる仕事・就職について気にされる場合、これはそこまで大きく影響はありませんが、あえて言うなら行く先の業界によって多少の違いがあるかもしれません。ある程度歴史のある日本企業であれば、やはり早慶の法経済系学部、新進業界企業であれば学部による有利不利はさほどなく、むしろ最近設置の社会・文化系統の学部がマッチすると感じる部分もあります。

私は自身の勤める会社で新卒の方々の一次面接を行ったことがあります。その時点で書類審査を経ていた方々が対象でしたが、学部による見方の差異は持ち得ませんでした。

 

●予備校・塾はいるのか?模試は?
結論から入ります。必要ありません。必須ではありません。現に私がそうでした、予備校の類には行ったことがありません。模試は浪人中に2回だけ(代ゼミ私大模試、代ゼミ早大模試)受けましたが、特に受けずとも影響はありません。予備校について必須ではないと冒頭記したのは、「行かないと勉強に向き合えない」「精神的に不安・心配が大きい」ということがあれば、むしろ行った方がよいかもしれません。

予備校が敢えて役立つシーンがあるとすると、うーーんこれを言うのはかなり核心を突くし、まずいことかもしれませんが、このブログで発信したところで影響も知れているでしょうから言ってしまいます。それは、
・その人自身の受験への立ち向かい方に弱さがあれば、そこがサポート対象として予備校の意義になる、ということです。

どういうことか?人は(私がそうですが)意思弱く、嫌なことからは逃げたいものです。また、あなたは受験勉強、好きですか?もし『大好き!』と言い切れる方はもう心配ないでしょう。しかし普通の人はやりたくないはずです。私もそうでした、これっきりの頑張りのつもりで死ぬ気でやりました。しかしそれでもなおたくさんの受験生がこういった切実な悩みを抱えているのではないでしょうか。
① 何をしたら良いかわからない
② 気持ちが勉強に立ち向かえない
③ 他から「教科書の何ページ開けて、はい一緒に読もう。これ問題、解いて。はい答え合わせ」ときっかけとペースを作ってもらえないと出来ない。

こういうのありませんか?特に③です。勘のいい方ならお気づきかもしれません。これ自分でやればいいだけですよね、淡々と。どこの予備校に行っても割と無味乾燥なテキストが配られ講義され、問題解いて答え合わせ。これが主です。あれ、自分で出来るんじゃないの…。これだったらもう今の時代、全ては書物で出尽くしていて、自分で理解するというところへ突っ込んでいくだけなんですね。ここを手を引っ張ってもらうためだけに、年間の学費・身支度や通学時間を消費しているわけですが、とても大きな出費です。出費は時間もですよ、時間はある意味一番のコスト。

私はこんな風に考えて自宅浪人を迷わず決意しました。まして当時はネットや受験情報も今より無い頃。今ならば逆に情報はあふれるくらいすぐそこにあります。そう今は2021年、個人の力で大学受験は戦えるのです。


どこまで行っても、学習内容を理解し頭に入れ、試験日に解答を書くのは生身の人間、あなた自身です。そこだけはどんなにすごい予備校も替わることは出来ません。予備校の授業も突き詰めると自分が勉強するという点は同じだということがお判りいただけますか。予備校は勉強すべき対象を目の前に「小分けにして」出してくれて、あなたを叱咤することが仕事なのです。だったら、そんなこと自分でやってみましょう。なお模試も必須ではありませんが、結果が良くても悪くてもそれほど気にしないこと。

ここで最後に言いたいのは、最低限ご自身の頭で考え、行くか行かないか決めることです。みんなが行くから、そういうもの(常識)だから、という発想はゼッタイやめましょう。全ては自分で考え判断する。このことはこの先の人生において共通する基本、最も大切なことです。


●心構え
・受験は人との競争ではありません。毎年一定の得点に届けば合格することはわかっています。ならば自分自身がそこに届くことができるのかどうか、ここにかかっています。それが本当の意味でわかれば、狭い環境下での誰がどうした勝った負けたなんてどうでもいいし、塾予備校と切れていても気にならないはずです。
・気分転換/リフレッシュの大切さ
私は勉強中(今の仕事でも)、気分転換をとても重視しています。実際受験勉強中は好きだった漫画を机に積んで置き、30分勉強したら30分読むに近い状態でした。その分もしノッているのなら勉強は勢いで通して良いと思います。おそらく私は勉強が本心では好きではありません。だから気を紛らわしながら向き合っていたということです。皆さんも余程奇特な方でない限り、受験勉強はそこまで好きではないと思います。だからうまくリフレッシュしながら、ご自分にやさしく向き合ってよいのです。


3.具体的取組
●作戦  -Strategy
 必要な要素は以下の3点。
① 信じる気持ち
② メンタル面の維持
③ 使用教材


●合格までの勉強法
・力の振り向け規模(科目別シェア)
 英語60% 日本史25% 現代文8% 古文7%
 概ねこの割合を意識して下さい。
ずいぶんと極端にも思えますが、こんなものだと言えます。
参考までに早稲田法の配点を考慮しますと…(配点/%)
  英語60点/40% 日本史40点/26.7% 現代文古文50点/33.3% 
となり、現代文古文が勉強量力点シェアに比べ配点が高いこと(上段で私があげた割合は、現代文+古文で計15%、それに対し入試の得点シェアは33.3%である)がわかります。つまり日本史も合わせこの2科目はかける時間の割に影響力は大きいということです。言うまでもなくこれらのパラメータは個々人で異なるため、ご自身に見合ったアレンジは必要です。間違なく言えることは、英語にかける手間は3科目中差異こそあれ、一番大きいと思います。


・一日の中での勉強順序
 仮に一日まとまった時間を勉強に充てられるとしたらですが、自分の好みで組むことが良いです。私であれば、まずは気の抜けない主力対象である英語を一番目に、次に国語、最後に割と好きで気持ちの負担も少なめの日本史を最後に、というようにしていました。

 

・ちまたにまかり通る誤解・間違い
① 英単語を覚えることは重要?
英単語だけを覚え込もうとする勉強は“絶対にやってはいけません”。英文読解をしつつ出てきた単語熟語を都度覚えて行く、というやり方を意識することが良いでしょう。頻出重要語は勉強するにつれ自ずと接点が積み重なり理に適います。もう一度、単語熟語だけをひたすら覚えようとする勉強はやってはならない!


② 一冊の参考書・問題集をやり込む?
早慶に受かろうというのならこれはありません。優れた参考書を複数冊こなす必要があります。私が取り上げるものは中身も詰まっており手強く感じると思いますが、取り組めばそれだけのリターンをキッチリと返してくれる“本当の”良書ぞろいです。


③ 大学学部別個別対策はどこまで気にする?                            この点は、やはり気にすべきです。自身の目指す大学学部はこれ!というものをドンと据え、その上で大学全体を意識する。なぜなら同じ大学ならば統一した大学の出題ポリシーというものがあるはずだからです。ただし共通テストの登場でそれも怪しくなってきましたが。


④ 良く名前の上がる参考書・問題集を使えば大丈夫?
私はこの度の企画に当たり、今の入試トレンドそして教材・参考書等を十二分に研究しました。現状は本当に優れた教材が多く出ており、逆に選択に迷うほどです。それだからか、口コミで「良い」と喧伝された一冊が必要以上に評価されていることがあると気付きました。ここは私の鑑識眼を信じていただき、その通り取り組んでいただきたい。かつて自身が受験生だった時に、独りで参考書類を見て選びやり抜き上げた事実があります。
なお具体的に一つ参考となることを言えば、ページ数が少なく薄めの参考書・問題集でやけに評判が良いものがあれば、それは疑って下さい。それだけでOKということはないはずです。少な過ぎる内容で誰もが簡単に回せるものならば、そんなに効果を期待出来ないことは自明です。「複数冊の優れた参考書を吸収する」ことによってのみ難関突破は成ります。



●ズバリ!参考書はこれを使え(赤本および過去問は使用が当然なため記載せず)
まずはすべて私が実際に使用し、これがあったから合格したと言ってよい間違いのないものをまとめます。なお☆は現在入手困難ですが威力大。もし見つけたらぜひ入手をお勧めします。

●英語
・単語
豆単豆熟 赤尾好夫 旺文社

 

英語基本単語集

英語基本単語集

  • 作者:赤尾好夫
  • 発売日: 1995/06/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

英語基本熟語集

英語基本熟語集

  • 発売日: 1991/02/01
  • メディア: 文庫
 

 ターゲット英単語・熟語 旺文社

 

英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)

英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)

  • 発売日: 2020/01/30
  • メディア: 新書
 

 アンカー英和辞典 学研

 

ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 第4版

ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 第4版

  • 発売日: 2019/12/12
  • メディア: 単行本
 

 


・英文法
マスター英文法 中原道喜 金子書房

 

新マスター英文法

新マスター英文法

  • 作者:中原道喜
  • 発売日: 2021/01/27
  • メディア: 単行本
 

 
新英文法頻出問題演習 PARTⅠ文法篇  伊藤和夫 駿台受験業書
  〃        PARTⅡ熟語篇  伊藤和夫 駿台受験業書
英語構文詳解              伊藤和夫 駿台受験業書
頻出問題1000     桐原書店  

・英文解釈および総合
マスター英文解釈  中原道喜 金子書房
英文解釈教室    伊藤和夫 研究社
英語長文読解教室  伊藤和夫 研究社
☆チャート式構文中心新英文解釈  荒木一雄 数研出版
☆チャート式詳解英文解釈法    山内邦臣 数研出版
・発音/アクセント
・条件英作文
英語構文詳解    伊藤和夫 駿台受験業書

●現代文
《改訂版》田村のやさしく語る現代文  田村秀行 日本入試センター
新田村の現代文講義1 評論篇  田村秀行 代々木ライブラリー
新田村の現代文講義2 評論・随筆篇  田村秀行 代々木ライブラリー

●古文
☆古文入門―探求・読解の着眼点   桑原岩雄・関谷浩 駿台受験業書
古文の読解  小西甚一 ちくま文庫

●小論文
慶応法には小論文が試験科目としてあります。こちらに対して一通りの基本対策は必要です。やり過ぎと思われる情報もあるし、まったく必要ないという意見もありますが、私はある程度ほどほどにはやるべき、と考えています。

●日本史
山川日本史教科書  山川出版
日本史用語集  山川出版
Z会日本史問題集  Z会
日本史標準問題精講  旺文社
☆事件日本史ココがねらわれる  学研
☆試験に出る日本史用語集  五十嵐和敏 青春出版社

 

4.学習方法詳述